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能登の灯り 七尾 高澤ろうろくさん の記事が掲載されました。(宗教工芸新聞10月15日473号)
2024 / 11 / 26 |
能登の灯り
七尾 高澤ろうろくさん の記事が掲載されました。(宗教工芸新聞10月15日473号)
takahamarousoku20241015-473.pdf
今年の正月夕刻に発生した能登半島地震は全国に大きな衝撃をもたらした。被災地のひとつとして七尾市中心部の一本杉通りはテレビ中継で度々報道され、店舗前面が崩れ落ちた高澤ろうそく店の姿を我々は知ることになった。その姿は同社のInstagramにもアップされ、その後の活動もInstagramにより報告されてきた。
宗教工芸新聞でも今夏七月号にて震災当日から工場再開、仮店舗オープンの姿を取材掲載したが、主力製品の「菜の花ろうそく」は震災の影響をうけながらも途絶えることなく、全国に供給されている。
能登の灯りの伝統を継承するために取り組んできたのが漆蝋を用いた「うるしろうそく」。
能登半島地震では周知の通り輪島市は大きな被害を受け、輪島塗りの職人の全てが被災した。
能登半島では元々漆樹の植栽と漆の採取そのものが盛んであったが、その復興を目指して能登での漆樹の植栽プロジェクトも進行していた。
高澤ろうそくは、この漆樹の漆の実から採取し精製した漆蝋を用い、「うるしろうそく」を製作してきた。
今後、能登半島の復興のひとつとして高澤ろうそくの「うるしろうそく」は是非応援したいアイテムだ。
被災した店舗は復旧に向けて様々な準備が行われている。